for row in ws['A1:F12']:
for cell in row:
print(cell.value)
このコードは、ワークシート(エクセルなどの表形式のデータ)の特定の範囲にあるセルを処理するためのループを作成しています。具体的には、ワークシートの’A1’から’F12’までの範囲にあるセルを順番に処理します。
以下の行ごとにコードを解説します:
for row in ws['A1:F12']:
この行では、ws['A1:F12']
という範囲の行を1つずつ取得しています。ws
はワークシートを指す変数であり、'A1:F12'
はセルの範囲を表しています。つまり、このループは範囲内の行を順番に処理するためのものです。
for cell in row:
この行では、row
内のセルを1つずつ取得しています。row
は先ほど取得した行を表し、このループはその行内のセルを順番に処理するためのものです。
このように、外側のループが行を処理し、内側のループが行内のセルを処理することで、範囲内のすべてのセルを順番に処理することができます。
ループの中には、各セルの処理を記述することができます。たとえば、次のようにセルの値を表示する場合です
for row in ws['A1:F12']:
for cell in row:
print(cell.value)
上記のコードでは、各セルの値(cell.value
)を表示することで、範囲内のすべてのセルの値を表示します。
このように、提供されたコードは、ワークシートの特定の範囲にあるセルを順番に処理するためのループを作成しています。