
子どもの頃から、ずっと魚はあまり好きではありませんでした。理由は、“魚は臭い”から。特に皮、血合いがダメ。
“キレイで、臭くない”のは、刺身(一部食わず嫌いあり)、鮭の切り身、チリメンジャコ(の上等なもの)、タラコなど。食べのもの好き嫌いは、わがままなのでしょうが、どうしてもダメだったのです。
そんな私の魚嫌いを一度で解消したのが、2001年の5月頃、釣りに行った春夏さんが、小さな魚を持ち帰った時のことです。
下ごしらえを途中まで手伝ってくれたのは、鮮魚売り場勤務の経験があるペヤングさん。その後を春夏さんが、包丁を入れ、開いて、なんとか形になった魚を、天ぷらとフライでいただきました。確か、メゴチ、シロギス、カレイなどだったと思います。
「おいしい!」
驚きと、感動。まさに“旨い”という表現がぴったり。経験のある方なら、お分かりいただけると思います。
釣った魚をいただいた体験が、私の魚嫌いをいきなり解消、それどころか“大好物”に変えてしまったのです。
その後、春夏さんは、包丁を揃え、本を見ながら魚のおろし方を覚えました。釣った魚を、自分で料理して食べる(人に食べてもらう)ことで、釣りの楽しみがまた広がったそうです。
釣った魚を食べられるのは、釣り人(とその家族や友人)の特権。持ち帰る時から気を配り、丁寧に処理された魚は、とてもおいしいです。好き嫌いはそれぞれですが、魚嫌いの方はぜひ一度試してみて、または試してあげてみてください。
('04年9月2日)
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